今日の言葉
思いの土台を見つめる心
2026 . 01 . 09
今日、師は西山大師の言葉をもとに、心の状態を見つめる修行について話してくださいました。一つの思いが起こり、消え、時には何も考えないぼんやりした状態が訪れます。私たちはこうした心の動きを、幸せや不幸、良い悪いに分けながら、つい追いかけてしまいます。
しかし師は、思いが起こることも、起こらないことも、ぼんやりととどまることも、すべて心の働きであると示してくださいました。その働きに引かれていくと、私たちは業と妄想の中で揺れ続けます。だから大切なのは、どの状態かを握ることではなく、その状態をよく見つめ、気づくことです。
思いが起こるからといって必ず悪いわけではなく、思いがないからといってすぐに悟りでもありません。喜びが起こっても、不安が起こっても、ぼんやりした状態が訪れても、それを「私」として握らずに見る力が必要です。
西山大師の言葉のように、本性にはそのような出来事は本来ありません。心の土台を悟らなければ、すべての働きが妄想のように続きます。しかし土台を見つめるなら、思いも感情も、しばらく起こっては消える現象として見ることができます。
今日は、心に何が起こっているかを静かに見つめてください。幸せだとつかまず、不安だと押しのけず、ぼんやりしていると沈み込まないでください。気づきによって心の土台を照らすことが、今日の修行です。
思いが起こっても消えても、それに引かれていかず、気づきをもって心の本来の土台を見つめてください。
一つの思いが起こり、消え、時にはぼんやりした心が訪れます。そのどの状態にも引かれていかず、よく見つめ、気づいてください。思いより大切なのは、それを照らしている心の本来の土台です。
思いの土台を見つめる心