今日の言葉
修行とは、心を調える習慣です
2026 . 03 . 02
十牛図では、牛を捕まえることは、心をつかみ、修行の道へ向き直らせる過程です。しかし、牛を捕まえたからといって、すぐに調うわけではありません。長く野を走っていた牛が簡単には穏やかにならないように、心の古い習慣も一晩では変わりません。
貪り、怒り、無知、そして長く続いた習慣は、私たちの心に深く染み込んでいます。だから、一度よい言葉を聞いたり、少し坐ったりしただけで、心が完全に変わるわけではありません。何度も観察し、何度も向き直る訓練が必要です。
牛に決まった時間に塩を与えると、その時間に戻ってくると言います。同じように、修行ではよい習慣を立てることが大切です。毎日決まった時間に心を落ち着け、経典を読み、慈悲の行いを実践することが、心を少しずつやわらかくします。
圧力で心を押さえつけようとすると、かえって荒くなることがあります。大切なのは着実さです。止まらない穏やかな修行が、心の方向を変え、荒い習慣をよい習慣へと調えていきます。
今日は、力ずくで心を追い立てるより、よい習慣を一つずつ立て、正しい方法で心を調える一日にできますように。
心を変えるには、よい習慣を着実に育てる必要があります。
心は一度捕まえたからといって、すぐに調うものではありません。古い習慣は、着実な修行とよい繰り返しによって少しずつ変わります。今日は、穏やかで途切れない努力で心を調えてください。
修行とは、心を調える習慣です